風雲旅日記
MDR(中部ドイツ放送)交響楽団公演-6
皆様こんにちは。風雲旅日記広報担当の辻 祐でございます。
今回はさらばドイツということでドイツ編最後のご報告でございます。
前日の興奮冷めあらぬ早朝は朝5に起床。眠たい目をこすりながらロビーに集合。迎えの車に乗り込む一同をよそにとゲヴァントハウスにはまだ煌々と月が輝き前日の熱気を静かに讃えているようでございました。
旅にトラブルはつきものでございますが、なんと!我々が乗るはずだったウィーン行きのフライトが全てキャンセルになる事態が発生。あわよくばドイツ残留かと密かに思った私ではありましたが全員もれなくミュンヘン経由に変更完了。 しかし待ち時間が長いため落胆は大きく、海外旅行は一筋縄ではない事が身にしみたのでございます。
いよいよ搭乗の為の荷物検査に行こうとした時、またもやトラブルが…。
急な人だかりができたかと思えば、何やら立ち入り禁止のテープが貼られ警察や警備の人間が慌ただしく動き回り空港内は一気に緊張感に包まれた。何事が起こったかも定かではなくいつ終わるかもわからない状況なので、近くのカフェでとりあえずコーヒーを飲みながら待つ事に。するとすぐに警戒は解除され人々がどっと検査場へなだれ込んでいった。一体何が起きたかは誰もわからないまま、海外って何が起きても不思議ではないなという妙な納得をするのでございました。
そういえばミュンヘンには谷口(卓也)さんがいるという事で上田さんが電話していました。結局会えなかったらしいですが、ミュンヘンへお越しの方は偶然街中で出会えるかも知れませんよ。
色々あったこの旅も最後まで波乱万丈ではありましたが、これも人生の貴重な1ページなのであります。
これからもどうか暖かく皆様に見守っていただきたく思うと共に師匠林英哲と風雲の旅はこれからも続いていくのであります。また次回旅の空でお会いしましょう!!
そして帰ったらオムライスを腹一杯食べると固く心に誓い帰国の途につくのでありました。
文責 辻 祐