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旅日記
「英哲風雲の会」メンバーからのメッセージ&ニュースです。

風雲旅日記

「林 英哲&英哲風雲の会 中米・北米公演」のご報告

『風雲旅日記怒濤のニューヨーク編』その4

皆様こんにちは辻祐です。

『怒濤のNY滞在10日目』

午前中ヨガはクラス。
ヨガの後は下宿の近くにあるアンティークショップの様な豪華な内装の店でブランチ。(オーナーとM氏は友人同士)
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写真:アンティークショップの様な店内(ブランチ)

ジャパンソサエティーのSさんから紹介して頂いた、演出家のバジル・ツイスト氏のリンカーンセンターで上演する新作のリハーサルを見学に行きました。布や様々なオブジェクトを使い音楽と映像とダンスなどをミックスした不思議な舞台表現作品。
曲はクラシック(春の祭典など)でしたが、リハ中に演出家自ら完成映像を交えて丁寧に作品解説をしてくれました。
バジルさんは日本の文楽人形やフランスでパペットの勉強をしたそうです。
特に歌舞伎の手法など良く勉強されている様子でした。本番が見られないのが残念ですが、とても勉強になりました!
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写真左上:舞台映像を見せて、演出プランを説明しているバジル・ツイスト氏
右上:バジル氏演出舞台のリハーサル風景
左下:バジル氏と

リハ会場から移動しそのままブロードウェイミュージカル『KINKY BOOTS』鑑賞。(トニー賞受賞作品)キレキレ・ビカビカ・ノリノリこれぞブロードウェイミュージカル!(音楽はシンディーローパー)
ドラグクイーンのショーのシーンなど、よくこの人材が見つかるもんだと感心するぐらいレベル高いし、皆脚が真直ぐ。
人種や性別の問題を扱ったいかにも海外的なテーマの作品で、日本では見る事のできない舞台に大興奮でした。
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写真左:劇場内 右:劇場表にある主役のパネル

夢見がちな僕の夢見心地の華麗なる日々?も残り数日。
・・・NY滞在残り3日。

『怒濤のNY滞在11日目』

午前中はヨガクラス。
午後からは今回のWS受け入れ先で主にNYで活動する僧太鼓のメンバー向けにWSクラス。
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写真左:地下鉄移動WSへ向かう 右:仏教会前にて

4時間ぶっ通しのWSでしたが、メンバーの皆さんは、それはそれは熱心に受講されていました。
この日は特に大太鼓の正対構え奏法の細かいディティールを丹念に指導。
師匠の考える大太鼓の奏法の理論を余すところなく伝え、現役プレイヤーから見ても充実の濃い内容でした。
またWSの前半に彼らのレパートリーを拝見しましたが、その演奏クオリティーは高く、日本のアマチュアレベルと比較してもとても音楽的で品の良い印象でびっくりしました。彼ら曰く、NYのお客は目が肥えているからだそうで、芸能も都市化し洗練されるという事なのでしょう。僧太鼓の目指しているものが、一般的な太鼓グループと違うという点で非常に興味深い事でした。
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写真左上、右上、左中、右中:WS風景
左下:集合写真 右下:頂いたプレゼント

WSの後はメンバーと食事へ。
楽しいひとときはあっという間でしたが、また口々に再会を誓いながら別れました。
本当にありがとうございました!

・・・NY滞在残り2日。

『怒濤のNY滞在12日目』

午前中はヨガのクラス。(ハムストリングスが痛い、筋肉痛です。)
午後はランチのあとアジアソサエティーのディレクターのレイチェル・クーパーさんに会いに行く。
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写真:アジアソサエティーのディレクター レイチェル・クーパーさんと

その後5Avを色々と歴史的な建造物などを見ながらぶらり散歩。
ティファニーの本店で今回お世話になっているM氏に天使のテャームをプレゼント。(ちょっと買うのに緊張しました・・・)
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写真:ホワイトライトフェスティバルの看板

一旦下宿にもどり、夜はメトロポリタンオペラハウスにて『魔笛』(ジュリー・テイモア演出)を鑑賞。(シーズンオープニング公演)
いかにもジュリーの演出らしく、様々なパペットやユニークな衣装に豪華なセットと日本では実現は難しいであろうと思われる。
しかしながら、完全に歌舞伎のスタイルと見て分かる手法がふんだんに盛り込まれており、彼女のアジアを見る目がとても面白い。オペラといってももうほとんど歌舞伎の様でした。(メイクも歌舞伎風だし。)
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写真左上:メトロポリタンオペラハウス前にて 右上 オペラ魔笛の看板
左下 メトロポリタンオペラハウス劇場内

バジル氏やジュリー氏の様に日本の伝統手法は海外で独自培養され、前衛芸術として燦然と輝く評価を受けるものになっていました。逆に日本からこのような人材がでないのが不思議ですが、日本の文化の中には確実に世界に通用する要素が詰まっていると、改めて考える良い機会となりました。
信じられない様な日々が続いていますが、いつか罰でもあたるんじゃないかと思う程、日々充実しています。(むしろタイトすぎる程ですが・・・)
この経験が生かせる様な人間にならねば!
という訳でNY体験も残り僅か、コーンの先までアイスを詰めるが如く最後までなんだかんだと忙しくなりそうです。
・・・NY滞在残り1日。

『怒濤のNY滞在最終日!』

午前中から溜まった原稿を必死に書く。(夏休みの宿題は最終日に徹夜するタイプ)
午後はチェルシーのミートマーケットへ。

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写真:ミートマーケット前

ランチをすませ、NYで今話題のスポット「ハイライン」を散策。(昔の鉄道の路線跡を遊歩道にした公園)
ハイライン沿いにたくさんのギャラリーが立ち並ぶエリアでギャラリー巡り。
流木の様に見えるブロンズの馬の作品が印象に残る。

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写真左上 右上:チェルシー地区のギャラリー街にて

その後はコムデギャルソンNYへ。
ストアマネージャーのAさんを紹介していただく。(M氏のご友人)
店内はギャルソンらしい内装で、NY在住の著名人も数多く来店するそう。
いつか舞台衣装で我々とコラボしていただきたい!(激しく希望)
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写真:Mさんのお友達でコムデギャルソンのストアマネージャーさんと

再びハイラインを散策し、一旦下宿へ戻る。
夜7時からはミュージカル『A GENTLEMAN’S GUIDE to Love & Murder』を鑑賞。今年のトニー賞受賞作品で、内容はサクセスブラックコメディー。
とにかくキャスト全員の歌のレベルが半端じゃない!色々舞台を見た中でも特によいものでした。演出も狭いスペースを賢く見せる演出で(劇中劇設定)特に1人9役には脱帽です。(ほんと面白い!)
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写真左上:「ジェントルマングライド」会場内 右上 「ジェントルマングライド」客席

その後NY最後の晩餐へ。
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写真:Tボーンステーキ

人生で一番贅沢な怒濤の日々はこうして幕を閉じました。
あすはいよいよトリニダートへ出発です。この先一体何が起るのやら・・・
結局怒濤のカリブツアーへと続くのであった・・・
Thank you NY! I Love NY!そしてM氏、大変お世話になりました!!
さあ、ここから頑張りますよ~
いざ!トリニダートドバコへ!

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風雲旅日記

「林 英哲&英哲風雲の会 中米・北米公演」のご報告

『風雲旅日記怒濤のニューヨーク編』その3

皆様こんにちは辻祐です。

『怒濤のNY滞在7日目』

11時半からヨガのクラス。
この日師匠は午前中からメトロポリタン美術館へ行くため別行動。
お昼は49st沿いにある老舗のラーメン屋でみそラーメン。
(もう日本も同然の組み合わせ、しかも餃子がうまい!)その後は独りでNY散策。ブラブラ歩いているとでっかい白い建物を発見したので即侵入。
NYパブリックライブラリーというところらしいが、本読むだけの場所なのにやたら豪奢で気合いの入った建築物。
タダで入れるので時間を潰すのにはもってこい。
図書館をあとに一旦下宿へ戻り、今宵は人生初のカーネギーホールへ!
ベルリンフィルによるオープニングガラで指揮はサイモン・ラトル卿(Sir Simon Rattle)。レッドカーペットのしかれたエントランスに期待は膨らむばかり。
満員のカーネギーホール!圧巻のベルリンフィルの演奏!
特に個人的にクラシックで一番好きなストラヴィンスキーの『火の鳥』第一楽章「魔王カッチェイの踊り」の最初の一音目で感極まりそうでした。
力強い弦の迫力とキラ星のごとき弱音とのコントラスト。
加えて精密機器の様な各人の技量とか・・・もう言葉にならん!
スゲぇ!そしてカッコいい!
オーケストラの演奏でこんなにカッコいいと思ったのは初めてです。とにかく感動と興奮のみです!
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写真左:カーネギーホール前のレッドカーペットにて 右:ソールドアウトの看板前にて

それにしても、かつて師匠もこの場所で演奏したのかと思うと改めてその偉大さが実感できます。
しかもこのオケとコンチェルトで共演してるってどんだけ~です。
いつか自分もなんておこがましいとは思いますが、ここはあえていつかきっと!そんだけ~です。
・・・NY滞在残り6日。

『怒濤のNY滞在8日目』

午前中から僧太鼓が練習しているお寺の本堂(教会の様な造り)で師匠とツアーレパートリーのリハーサル。
その後はアラン岡田さん(僧太鼓リーダー)と渡辺薫さん(元鼓童)親子とランチしながら、何が『日本の太鼓』かについて色々と話をする。アメリカでもドラムの様な和太鼓やパフォーマンスのみが強調された様なものが流行しており、何が日本的か?何が太鼓か?を真剣に考える人々が段々増えているようだ。
日本でも同様の事が起こっているが、これだけ文化の土壌の違う場所で同じ様な問題提起がなされている事は非常に興味深い。
そして、そこで師匠の日本の太鼓についての考えを、お二人に話していたが、
その内容は民俗学あるいは文化人類学的な内容を含むもので、表現者としての長年の経験と深い知識に裏打ちされたものでした。
その真意が彼らにどこまで伝わったかは定かではありませんが、この日の交流はとても意義深いものだと思います。
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写真左:仏教会の本堂にて住職さんと 右:アラン岡田夫妻、渡辺薫さん親子と

そして、夜はNew York City Balletの『21ST Century Choreographers1』をDavid H Koch Theater at Lincoln Centerへ。
NYCBの今シーズンのオープニングプログラムで、コンテンポラリー作品全6作という内容でした。
音楽も生演奏だし、劇場も豪華だし、日本では味わえない雰囲気を堪能いたしました。
創作的なものではありますが、すべてポワントで踊るところにNYCBの歴史とプライドを感じました。
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写真左上:バレエの劇場の看板前にて 右上:バレエの劇場内
写真下:メトロポリタン劇場前のアート作品の前にて

・・・NY滞在残り5日。

『怒濤のNY滞在9日目』

この日午前中からクイーンズにあるイサム・ノグチ美術館へ。
展示物も多く、独特の造形感覚にかなりインスパイアされました!
それから日本を別の視点から眺めている様な感じの体験ができました。
美術館自体も実際に作品制作をしている工房をリノベーションした場所でとても面白かった。
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写真左上・右上・下:ノグチイサム美術館にて

その後MOMA PS1へ移動(廃校を再利用した展示スペース)
しかし、改装中で展示物は一つもなくがっかりしていると、大きな展示スペースでコンテンポラリーダンス?のエキシビションに遭遇し、訳の分からないまま絡まれたりしました。世界中ダンスの人は様々な試みをしています、なんだか他人事ではない気がしました。
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写真左・右:MOMA PS1にて

PS1を後にグリニッジ・ヴィレッジへ移動。
凱旋門、ゲイストリート、イカした靴屋、ヴィレッジバンガードなど街を歩きながら夕食へ。
夕食は『うどんのウエスト』でうどんを食べました!(九州の人なら分かるはず!)同系列かは不明ですが、麺は確実に福岡テイストでした。
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写真左:通りがかった凱旋門前にて 右:通りがかったヴィレッジバンガード

夕食後はオフブロードウェイにて『STOMP』を鑑賞。
あっという間の100分間、約20年ロングランを続けているまさにエンターテイメントという感じの舞台。
20曲位あるレパートリーと段取りを覚えるのには並大抵の訓練では到底不可能に思え、毎日よくできるものだと感心しきりでした。終演後送り出しをしているメンバーにM氏が師匠を紹介したら、とても驚いた様子で「是非一緒に写真を!」と出演者の方が大興奮していました。
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写真:「ストンプ」の劇場内にて

帰りに老舗のアイリッシュパブ(創業160年)で一杯。(ビールが2杯で5ドル!)ダメ押しに下宿の近くの教会でオルガンのコンサートを聞いて、聖なる気持ちで帰宅。
天使が迎えにくる前にこの文章を書いて、怒濤の日々がまた過ぎてゆきます。
・・・NY滞在残り4日。

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風雲旅日記

「林 英哲&英哲風雲の会 中米・北米公演」のご報告

『風雲旅日記怒濤のニューヨーク編』その2

皆様こんにちは辻祐です。

『怒濤のNY滞在4日目』

朝8時からヨガのクラス。(大分慣れてきた)
この日はお昼過ぎから夕方まで渡米後初のWS。オープンクラスの為、遠いところからだとワシントンからわざわざ受講しにいらっしゃる方もいました。場所はNY仏教会の地下柔道場。かつて師匠がグループにいた頃ここに寝袋で寝泊まりしながら、走って劇場まで通い、ブロードウェイ公演をされたという場所です。
その場所で主に活動されている「僧太鼓(Soh Taiko)」の皆さんの全面バックアップのもと、今回のワークショップが実現。
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写真左上:正対構えの説明 右上:正対構えでの練習
写真左下:リズムの解説 右下:WS後の集合写真

NY近郊またアメリカで太鼓に親しんでいる皆さんに、現代の太鼓の成り立ちの歴史や大太鼓の奏法の指導など、師匠が太鼓を打つ人に伝えたい事を丁寧に指導されており、受講生の皆さんもそれはそれは熱心に受講されていました。
またNY近郊の太鼓事情など、こちらの知らない情報も沢山知る事ができるなどお互いにとって有意義な交流となりました。
・・・NY滞在残り10日。

『怒濤のNY滞在5日目』

午前中ヨガのクラスを受講。(段々顔なじみになってきました)
ヨガスタジオが49stにある事もあり有名な振付家や元ブロードウェイ女優、テレビタレントなど業界関係者が多くヨガを習っている。我々は日本から来たアメイジングな太鼓プレイヤーだと紹介していただいたので、みなさん興味津々。NYでやる時は教えてよ!と口々に言っていただき実現へ向けモチベーションを高める。
午後は前日のWSを受けていた渡辺薫さん(元鼓童メンバー)のスタジオ見学にブルックリンへ。マンションの一室を自ら改造したスタジオで、練習用の手作り太鼓(胴はパイプで打面はテープでできている。)やミュートパットなどアイディア満載でとても勉強になりました。
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写真:渡辺薫さんのスタジオ見学にて

それから自宅の手作りガーデンも見せていただいたり、NYの太鼓事情やプレイヤーの現状など聴けて実り多き交流となりました。
その後は地下鉄移動し72st 駅から散歩。
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写真左:ビーコンシアターにて 右:アルヴィンエイリーのダンススタジオの様子

その昔師匠がグループ時代公演していたビーコンシアターを見たり、アルヴィン・エイリーのスタジオを見学したりしながら帰宅。朝から晩まで時間フル活用!で怒濤の日々は続きます。
・・・NY滞在残り8日。

『怒濤のNY滞在6日目』

午前中からMOMA(The Museum of Modern Art)へ。
ポロックやウォーホルをはじめ、有名な作品からオブジェやメディアアート(映像系)など多種多様な現代美術の展示を見る事ができます。(映像系のコーナーにはストリートファイターなんかも展示してありました)
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写真左:ジャクソンポロックの作品 MOMAにて 右:MOMAにて おそらくキリコの作品

中のカフェで昼食をとり、時間をかけて鑑賞。
美術館とはいうものの、世界中から観光客が詰めかける為、ガヤガヤしている美術館って雰囲気も新鮮でした。
その後フリックコレクション(大富豪の個人コレクションの美術館)を見にセントラルパークまで徒歩移動。当時の豪邸がそのまま美術館になっており、コレクションもさることながら建物の内装も圧巻。(太鼓判!)
貴重なフェルメールの本物なんかも静かな雰囲気でじっくりと鑑賞できます。
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写真左・右:フリッツコレクション美術館前にて

美術館をあとに地下鉄で移動と思いきや、何やらトラブルで乗り換えるはずの駅で動かず。
仕方がないので49st まで徒歩移動。(結構歩き疲れる・・・)
一旦下宿に戻ったら、M氏(宿主)がベストタイミングでご飯とみそ汁を出してくれました!(もう感激です!しかも料理上手なので味も大満足!)
料理もこなす辣腕プロデューサーさんです。(太鼓判!)
それから夜8時から人生初!のブロードウェイミュージカル『PIPPIN』を鑑賞。日本のミュージカルに比べて案外劇場規模が小さく、客席と舞台が近いのでその分、歌が生声で聞けて面白い!限られた空間を演出・美術・照明を駆使して夢の様な世界観を実現していました。
特にキャストは皆、歌・ダンス・芝居・ジムナスティック・曲芸・イリュージョンとこれでもかというぐらいのスキルとレベルの高さ!エンターテイメントの本場でしのぎを削るとはこういう事なのかと、出演者の努力に感動。
世界に通用する技の一旦をかいま見る事ができました。
お客さんもノリノリで、随所に拍手や「OH~!」などと良い反応で、一緒に合唱するシーンなんかでは皆喜々として熱唱。
舞台を楽しもうする雰囲気もなかなか東京では味わえない感じでとても印象的でした。
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写真左:ブロードウェイミュージカル「ピピン」の劇場看板 右:ブロードウェイミュージカル「ピピン」の会場内

歩いて劇場まで10分の場所に滞在していますが、本日やっと鑑賞する事ができました。(毎日あっという間)
まだまだ怒濤の日々は続きます・・・。
・・・NY滞在残り7日。

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風雲旅日記

「林 英哲&英哲風雲の会 中米・北米公演」のご報告

『風雲旅日記怒濤のニューヨーク編』その1

皆様こんにちは辻祐です。
今回は『風雲旅日記怒濤のニューヨーク編』と題しましてこの先行われるカリブ諸国~アメリカツアーに先駆けて、師匠の文化庁文化交流使としてのNY滞在にわたくしがアシスタントとして同行し、現地からレポートさせていただきます!

『怒濤のNY滞在初日』

飛行機に乗ること十数時間、到着しましたのはJ.F.KENEDY国際空港。
いよいよ人生初!NY体験が始まりました。

写真:NY到着時

今回はNY在住のプロデューサーのM氏邸に下宿しながら色々とお世話になる事に。
空港から黄色いタクシーで49st(マンハッタンのど真ん中!)にあるM氏邸へ。
着いて早々M氏が通っているというヴィクラムヨガ(ホットヨガ)のクラスを一緒に受ける事に・・・。
異国の地でいきなりの事でしたが、「お前は色も顔も濃いから違和感ないよ。」と師匠に言われ、更にヨガの先生(67歳!)からも「あなたは若い頃のヴィクラム(創始者)にそっくりよ!東京に帰ったら真直ぐヨガに行きなさい。」と言われ、予期せず自分の顔面の国際化が進んでいる事に気づく26歳の秋の出来事。
初めて尽くしの体験と時差でフラフラになりながらこの日の夜はTHE JAZZ GALLERYにて狭間美帆さん(作曲家)が出演なさっているライブへ。

写真左:狭間さんが演奏したライブハウス 右:ライブの様子

遥か異国の地でこんなにも堂々と自分の表現をしている同世代の日本女性(しかも驚くべき才能)を目の当たりにし、顔面だけでなく中身ももっとグローバルにならねば!
とすぐに触発され、とりあえず店員さんに
(辻)「わんびあー、ぷりーず。」
(店員)「Sorry?」
(辻)メニューを指差す
と国際化の第一歩を踏み出すのであった。
・・・NY滞在残り13日。

『怒濤のNY滞在2日目』

すっかりヨガが気に入ってしまった僕は朝9時半からクラスを受講。(師匠はお休み)
その後は、師匠のNY公演でプロモーターだったMs.ボニーさんに会いに地下鉄移動。
初めて乗る地下鉄の雰囲気は駅構内が薄暗いせいもあってちょっと緊張。(30ドルで一週間バスも含めて乗り放題カード購入)
車両によっては電光掲示板もなく、目視で駅を確認するか、ベラベラッと聞きづらい社内アナウンス(しかも短い)を聞き逃さない様にするしかない。しかし、日本製の車両には次に降りる駅もその先も表示される電光掲示板がついており至れり尽くせり。
やはり日本製は親切だと少し誇らしげな気持ちになる。
Ms.ボニーさんとはランチをしながら会う約束をしていたが、その店の内装がド派手なピンクと大量の吊りもので装飾されたカレー屋でビックリ。
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写真:派手なインド料理屋にて

しばらくしてMs.ボニーさんが合流し、今NYでやっている舞台の情報などを尋ねながら、師匠との昔話なんかも色々と聞く事ができた。
食事を終えると、近くにある彼女が設立に関わったダンススタジオを見学させていただいた。
仲間達と約3ヵ月かけてリノベーションしたのだとか。天井も高く、綺麗なスタジオで、こういう稽古場がNYにあればカッコいいなぁと夢は膨らむばかりである。
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写真左上:師匠とMs.ボニーさん(タウンホール公演のプロモーター)
右上:Ms.ボニーさんが設立に関わったダンススタジオ前にて
下:ダンススタジオ内にて

その夜は、昨夜の狭間美帆さん(作曲家)とオークヴィレッジのI代表のご子息で建築家のY・Iさんと合流し、JAZZ STANDERDに狭間さん一押しのライブを鑑賞しに行く。
まさかNYのライブハウスに行けるなんて!と興奮(初日も含め)出演はEsperanza Spalding(エスペランサ・スポルディング)のトリオ!柔らかな歌声、歌う様なベース、何より演奏姿がとてもキュートでハッピーだ。ピアノトリオ編成でしたが、ピアノもドラムも演奏がすげぇ・・・肌で感じるものが多い夜でした。
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写真左:狭間美帆さん達とジャズのライブハウスの階段にて 右:ライブハウスの中

これでまだ2日目ですが、少なくとも既に一週間は滞在している感があります。
・・・NY滞在残り12日。

『怒濤のNY滞在3日目』

この日はまず昨夜御一緒したY・Iさん(建築家)ファミリーとブランチ。(11時~)美術館やギャラリー、面白い建築物などのアート情報を教えていただき、息子さんと奥さんも紹介してくださいました。
息子のS君はちょっとシャイでしたが、日本語・英語・スペイン語の3カ国語が話せるのだとか!
顔面だけなら3カ国(おそらく東南アジア)で通用する僕だが、今や言葉の能力に限っては彼の足下にも及ばず、いやぁ参った。
めげずに今から英語を使う訓練だと、
(辻)「コーヒープリーズ」
(店員)「Sorry?」
(辻)メニューを指差す「これで・・・。」
まずは相手に気持ちを伝える事から国際交流は始まります・・・。
Y・Iさんファミリーと別れ、午後3時からヨガのクラス。(師匠も参加!)
しっかり汗をかきリフレッシュし、今夜はジャパンソサエティーへ。
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写真:ライブへ向かうバス移動の車内

今回の渡米にあたり色々と情報提供して下さったSさん(芸術監督)にご挨拶し、ちょうどジャパンソサエティーで行われていた、上妻宏光さん(三味線プレイヤー)と矢野顕子さんとのDUOパフォーマンスを鑑賞。
まさか、こんな異国で上妻さんに出逢うとは!世界は意外にせまいのかもしれない。(そんな事はないか。)
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写真左:ジャパンソサエティーのライブの看板 右:上妻さんと

DUOの内容は民謡を軸にした異色のセッションで、外国のお客さんも大興奮。
またもや異国でまぶしく輝く日本人の姿を目の当たりにし、勇気をいただきました。
・・・NY滞在残り11日。

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風雲旅日記

2014年8月10日「飛騨の夏祭り」のご報告

皆様こんにちは。
大変ご無沙汰になっております、風雲旅日記のコーナーでございます。

今回は飛騨高山はオークヴィレッジの夏祭りへ。
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オークヴィレッジ(文中はOVと省略)はその昔師匠がソロになった初期からのご縁のある場所でございまして、師匠の大太鼓の台はもちろんOV製。

山間のとても気持ちのよい場所にショールームと工房があり、ここで生まれた数々の道具が師匠の舞台を支えているという訳です。
OV代表の稲本さんは英哲太鼓の会の会長という事で、師匠との往年の思い出話はつきる事がありません。
そして今回はこの二人とこれまた長い お付き合いのあるフォークレジェンドの小室等さんと娘のこむろゆいさんという、超豪華なステージとなりました。

会場となったのはOVからほど近いところにある「了徳寺」さん。
ここは1400年代のお寺で、本堂や建物のあちらこちらに見事な装飾彫刻が施されていおります。
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本堂でのコンサートという事でしたが、当日台風が直撃!
しかし、そのせいか客席と舞台が不思議な一体感で包まれ、雨の音もいい音楽的な効果となりまるで演出だったかの様でした。
小室さん、ゆいさんの歌声はとても穏やかに力強く心に沁み入ってくる様な魅力があり、師匠とのセッションまた風雲も加わったアンコールなどどれも大変盛り上がり、嵐の中にも関わらず多くのお客様がお見えになり内陣まで解放する盛況ぶりでございました。

打ち上げも笑顔の絶えない楽しい雰囲気で、師匠達の昔話が次から次へとでるでる。
とても思い出の詰まったOVという場所にご一緒できて、何だか弟子として嬉しい気持ちでございました。

その夜は高山ラーメンで締めも忘れず、また一つ大切な思い出となりました。
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さて、私事ですが9/20(土)のソロ公演が迫る中、8月23日(土)、8月30日(土)の二週続けて尊敬するピアニストのスガダイローさんとご一緒いたします。
こちらも是非よろしくお願いいたします。
詳しくはメンバー出演情報 をご覧下さい。

文責 辻祐

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