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「ウクライナ・キエフ国立オペラ劇場公演編」day 2
本日は楽器の組み立てと劇場仕込み少々。
お昼で一旦解散。帰り道金ピカ屋根の派手な教会が目を引く。
キエフはモスクワよりも歴史がある都市。
豊かな穀倉地帯で料理も発達し、今ロシア料理だと思っている物のルーツはほとんどキエフ料理らしい(ボルシチも!)。
食事は全体に美味しくて安い、特に野菜が新鮮で旨い(物価も日本の4分の1程度)。
最近は日本食もけっこう増えているとかで、日本のラーメン屋もあるらしい。
夜はオペラ劇場で再びバレエ「眠れる森の美女」鑑賞。
八百屋舞台で驚異的に踊るダンサー達。スキーの初心者コースで踊ってるようなもんだから大変だ(パリのオペラ座も八百屋舞台らしい)。
姿形含めてバレエってのはやっぱり西洋のお家芸なのだと痛感した。
昨日も感じたが、本当に音楽や舞台や芸術が文化として生活の身近な距離にあるし、しかもかなりの高水準。
今日は客席に子連れが大勢いた、未来のプリンシパルがこの中にいるのかもしれない。そういう場所なんだな。
明日はいよいよ僕らもこの舞台に立つ。
眼と耳の肥えた観客達がどんな反応をするか、ちょっと緊張してきた。
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